製品の品質:吸湿性

吸湿性

Hygroscopic

呼吸する炭

ヒノキ炭は、脱臭効果以外に吸湿特性も優れています。
島根県産業技術センターにおいて、建築材料の吸放湿性試験を実施しました。

木炭種 ヒノキ炭 備長炭
試験サイクル 1 1 2 3
吸湿量に対する
畜湿量の割合
18% 68% 35% 15%
判定 × ×
【試験条件】
温度:23℃  湿度条件:中湿域
養生時および放湿過程の相対湿度 50%RH 吸湿過程の相対湿度 75%RH
【サンプル】
ヒノキ炭:139.6g
備長炭:361.3g
【判定基準】
吸湿量に対する畜湿量の割合が30%以下
【結論】
サンプル重量は備長炭のほうが大きいが、試験1サイクル目の畜湿量の割合で比較した場合、ヒノキ炭は判定基準をクリアしているが、備長炭は3サイクル試験を継続しないと判定基準をクリアできない。
つまり、ヒノキ炭は、効率よく水分を吸い、その量を吐き出す能力がある、逆に言うと水分を吸着しやすい木炭であると言えます。